御簾　みす　4枚セット

長い方　幅:約72センチ　長さ:約171センチ
短い方　幅:約72センチ　長さ:約30センチ

大正時代建築と思われる築不詳の京町家に保管されておりました。押入れの木箱に丁寧に仕舞われておりましたが、資料を見るとこの町家がお茶屋として使われていた際には実際に使われていたであろうことが伺えます。

建物に引っ掛けの釘も残っておりスパンも合いましたので、実際に掛けて撮影致しました。

引掛け部分は丸形の金具です。
お使いになる際には建物の引掛け部分に、この簾のスパンに合わせた引っ掛けをフックや釘などで作り、取り付け（引掛け）されることをお勧めします。

垂れている紐の先にフックのような金具があり、
おそらくロールスクリーンのように巻き上げた御簾をフックの部分で引っ掛け、途中まで巻き上げた状態にするものでしょう。

相当な年代物のように感じます。御簾のデザイン、金具の仕様、またこの建物が京都の有数の花街の客商売のお店であったことから想像するに、おそらくそれなりの良いものでろうと思われます。
古いものですが風情があり素敵です。

かなり長い期間保管されていたと思われます。
所々に汚れや痛みなどはあります。
拭き掃除をしてお渡ししようとは思いますが、限界があると思いますので、ある程度汚れはご容赦下さいませm(_ _)m

簾（のれん）や、すだれ　と呼ぶこともありますが、目隠し・遮光という昔の夏用のカーテン的な役目を持つ室内用の屏障具です。

大河ドラマの光る君へ　などで見かける古代からの伝統的な夏の建具です。

とはいえ、古いものに付き、くれぐれもお写真を参照の上、現状お取引にてご理解いただける方、ご検討のほどよろしくお願いいたしますm(_ _)m

テイスト...和風, クラシック・アンティーク風


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